2022年5月3日~5日 槍ヶ岳/ノーマルルート

GW後半は槍ヶ岳へ。

槍の穂先は凍っていると難易度が上がりますが、気温も高く、快適に登れました。

槍沢ロッジに集合して、まずは前夜祭。

翌日は槍沢をひたすら登ります。槍ヶ岳山荘では美味しい昼食でお腹を満たして、いよいよ槍ヶ岳の穂先へ。

穂先へはかなり雪が溶けていて、この季節としては比較的登りやすいコンディションでした。

快晴無風の中、頂上へ。

遠く立山から黒部源流の山々、後立から常念山脈、笠ヶ岳、白山、乗鞍、穂高連峰と、360°のパノラマでした。

その日は穂高岳山荘の泊まり、翌日はゆっくりと上高地へ下山しました。

2022年5月1日~3日 奥穂高岳/ノーマルルート

GW前半は涸沢へ。

本来は、奥穂と前穂北尾根セットでしたが、まとまった降雪のため奥穂だけとなりました。

上高地から横尾までは雪もなく、ほぼ夏道。

本谷橋あたりから雪が現れアイゼンを装着します。

涸沢に上がる手前で降雪が始まり、初日は結構新雪が積もってしまいました。

翌日は新雪の中、小豆沢を白出乗越へ。

かなりの降雪だったので、トレースはあれどもたまに腿まで埋まります。

雪崩に注意しながら上がり、穂高岳山荘から奥穂へ向かうとまた雪が降り始めました。

頂上付近では風も伴って結構な吹雪。

すっかりトレースの消えた雪岩稜を慎重に下降しました。

2日間で相当の降雪があったので、雪崩リスク回避のため最終日の北尾根は取りやめて下山しました。

2022年4月30日 乗鞍岳/バックカントリースキー

GWの始まりに乗鞍岳はバックカントリースキーへ行ってきました。

この時期はまだツアースキーっぽいセクションも楽しめます。

ゲレンデトップに近い駐車場まで車で入り、そこからハイクアップ。

下部は残雪をつないで、そのうちに安定した雪のバーンが現れ、スキーシールで快適に高度を稼ぎます。

デバイスの確認、使い方チェック、登行技術などをチェックしながら進み、位ヶ原の上まで。

時間もちょうどだったので、ここから滑降です。

春のスキーはリスクも低く、楽しいバックカントリーが楽しめます。

2022年4月16日 宝剣岳/サギダル尾根

3月につづき、シーズン中2回目のサギダル尾根。

4月になると雪もだいぶ少なくなって安定し、より快適な春の雪稜バリエーションでした。

駒ヶ岳神社の祠の脇から、すっかり春の雪となり登りやすくなった雪稜に取り付きます。

岩壁では、だいぶ雪が解けてブッシュが多く出てました。

稜線から宝剣岳までも、かなり雪が溶けて難易度は下がっていました。

SNSで人気の撮影スポットでポーズ

春の千畳敷はコンディションさえ良ければ手頃に雪山を楽しめるエリアです。

2022年4月17日 木曽駒ケ岳

初めて雪山に登る方を対象に、木曽駒が岳へ。

菅の台駐車場からロープウェイで千畳敷に上がり、まずは雪上講習会。

アイゼン、ピッケルワークの基礎を身に付けます。

その後、乗越浄土を越えて、木曽駒が岳へ。

ガスで眺望はなかったですが、無事登頂できました。

菅の台へのバスの途上で、カモシカの子供に出くわしました。

2022年4月9~10日 西穂高岳ノーマルルート

春山のシーズンとなり、毎年恒例の西穂高岳へ。

新穂高ロープウェイで西穂口にあがり、すっかり春の雪になった歩きやすい登山道を西穂山荘へ。

まずは西穂ラーメンで入山祝い。

素晴らしい春の夕景でした。

翌日もほぼ快晴無風の中を西穂高岳へ。

独標から西穂までは険しい雪岩稜が続くので、ザイルをつないで慎重に登ります。

奥穂から、槍が岳まで、素晴らしい眺望でした。

2022年3月27日 唐松岳/八方尾根

毎年恒例、後立山連峰の唐松岳へ、八方尾根から。

3月末となると雪もすっかり安定していよいよ春山シーズンです。

今回は予定していた入山日が吹雪でゴンドラが動かず。

白馬の山岳ガイドの先輩が経営するペンションに泊まり、ワンデイで山麓から頂上までピストンすることとなりました。

八方尾根スキー場のゴンドラとリフトを乗り継いで、八方池山荘へ。

歩き出しは風がやや強くガスもありましたが、やがて快晴に。

爽快な尾根を進んでいきます。

唐松山荘手前の急斜面を注意してクリアすると、目の前の唐松岳のピークをひたすら目指します。

頂上からは、立山、剣岳、北方稜線の山々が見えます。

この時期の八方尾根は、コンディションさえ良ければ難易度は低いですが、いったん吹雪きホワイトアウトとなると広い尾根なので遭難リスクは高いです。

2022年3月19日~20日 木曽駒ケ岳・宝剣岳/サギダル尾根

雪の木曽駒が岳に登り、宝剣岳をサギダル尾根から登頂。

木曽駒が岳はコンディションさえ良ければ、冬でも日帰りが可能です。

宝剣岳サギダル尾根は初級バリエーションルート。

宝剣岳~極楽平への稜線からまっすぐに千畳敷ロープウェイ駅へ延びる爽快な尾根です。

初日は菅の台バスターミナルからロープウェイで千畳敷に上がり、木曽駒が岳を目指します。

吹雪気味で途中ややホワイトアウト気味でしたが、無事登頂していただきました。

夜はホテル千畳敷で宴会。

暖かい風呂に美味い料理で酒が進みます。

翌日は快晴の中、宝剣岳サギダル尾根へ。

駒ヶ岳神社の脇からすぐに尾根に取り付き、雪稜を進み岩壁に突入。

この時期は雪壁となっている箇所もあり、また稜線への抜け口は悪いので雪と岩の形状を判断しながらルートを引いていく必要があります。

アイゼンでの岩登りを交えて稜線へ出ると、風が強まります。

でも、宝剣岳までも気が抜けないので慎重に。

宝剣岳の頂上は祠も雪に埋まって、本当に小さいスペースです。

気象、雪のコンディションを見極めて登りたいルートです。

2022年3月5日~6日 八ヶ岳/南沢小滝・角木場の氷柱

美濃戸近くのアイスクライミングに行ってきました。

今シーズンアイスを始めたばかりの方でしたが、角木場の垂直氷柱も難なく登られました。

南沢を小滝へ。
ほぼ貸し切りだったので、ラインを変えて何度も登りました。

八ヶ岳山荘に泊まって、牡蠣をたくさん食べさせてもらい、翌日は角木場の氷柱へ。
この時期はまだ結氷もよく、バーチカルアイスをたくさん登りました。

下山後はお風呂に入ってからJ&Nへ。
ビーフシチューとパンは絶品!

2022年2月19日 北八ヶ岳/北横岳

冬山初心者の方のための講習会

北横岳はロープウェイからも近く、でも本格的な冬山登山を体験できるので良いエリアです。

ピラタスロープウェイで坪庭へ。
縞枯山を眺めながら、まずは七つ池のそばにある北横岳ヒュッテへ上がります。

北横岳は北峰、南峰、両方の頂上を踏み、下山するころには空が怪しくなってきました。
七つ池に寄ってラッセル体験をし、坪庭に戻ります。

冬山技術の基礎を学んでいただきました。