2021年5月3日~5日 北アルプス/槍ヶ岳登頂

今年のGWはずっと悪天。

丸々一日晴れたのは、5月4日のみでしたが、その日を捉えて槍ヶ岳に登頂する事ができました。

快晴のもと、白く雪をまとった北アルプスの峰々の展望は素晴らしかったです。

5月3日の入山日は怪しい天気。午後からはまた雪が降り始めました。

今日のお宿、槍沢ロッジではこんな天気でした。

翌日は黎明にスタート。前日までかなりの降雪だったので、槍沢の雪の状態が気になります。

大曲の手前。朝日が入り始めます。

槍沢を登行。振り返ると朝日が。

槍沢の雪は思いのほか安定してました。湿雪だったので、接合が良かったような感じ。

槍ヶ岳山荘直下では膝上くらいの新雪の量でした。

槍の穂先が近くなってきます。

槍ヶ岳山荘で一休み。そしてあの穂先を目指します。

槍の穂先は雪がびっしりついています。一応、アンザイレンで登攀。

基本夏道沿いですが、ところどころ雪壁をつないでいきます。

あと一息!

頂上!

黒部源流の山々と立山

穂高方面

下降はより慎重に!

槍沢の下り。雪はすこぶる安定していて、颯爽と下れます。

最終日はまたどんより雲の中を上高地へ下山。

嘉門次小屋により、絶品イワナの塩焼きで祝杯をあげ、右岸ルートを戻りました。岳沢湿原。

今年は悪天続きでしたが、唯一の晴天を上手く捉えて槍ヶ岳に登頂できました。

残雪期の素晴らしい北アルプスの景色でした。

2021年4月30日~5月1日 北アルプス/奥穂高岳

残雪期の奥穂高岳の予定でしたが、悪天のため涸沢までとなりました。

涸沢直下では、膝上のラッセル!

今年のGWは本当に悪天続きでしたが、その中で積雪たっぷりの涸沢は体験できました。

コロナもあり、悪天もあり、上高地バスターミナルは閑散

河童橋から岳沢・奥穂。4月下旬からの積雪で真っ白。2週間前に西穂へ行ったときには全く雪のなかった稜線にも、再度雪が積もってます。

清水川。この川の水は年中安定しているのか植生も初春にしては青々。

明神~徳澤間から、中又白谷と前穂・明神。この時はこんなに晴れていたのですが、晴天はこの日の半日のみでした。

横尾谷を詰める頃にはこんな天気になってきて・・・

本谷橋ではとうとう降りだしそう。でも雪は少ないですね。本谷橋も掛けられてますし、ここで水流が出てます。以前は、GWであればここも雪の谷、スキーで滑れたのに。。。

本谷橋から上は谷筋はいけず、夏道沿いにトレースがありました。やはり全体的に寡雪です。温暖化です。

涸沢は雪がどっさり。膝上のラッセルでした。この日、大きな雪崩があり、涸沢のテントサイトのすぐ脇までデブリが出てました。間一髪で被害が出なかった模様。

夜半からまた雪が降り始め、さらに新雪が乗ってしまったので雪崩リスクが増し、奥穂はあきらめて下山。雪が小康になったタイミングで下山し、屏風岩のあたりで小降りになりました。でも標高を下げてもこれだけ雪が乗ってる。

時間があったので嘉門次小屋に寄りました。美味いイワナの塩焼きを堪能!

帰りは右岸ルートから岳沢湿原へ。まだ緑が乏しいですが、美しい流れです。

上高地に戻り、奥穂を見上げます。上部は怪しい雲の中で、大荒れ。やはり下山は正解でした。

今年のGWは天気に翻弄され、前穂/北尾根も中止となりましたが、穂高のいろいろな表情が見れました。山は通ってなんぼ。いろいろな条件・状況下で山がどのように変化するのかは体感しないと解りません。これも良い経験です。

2021年4月17日~18日 四万十川/川下り紀行

四万十川上流で沢登(遊び)予定でしたが、雨のため単なる川下りとなりました。

でも、日本最後の清流、素晴らしい光景と川相を楽しみました。

初日は土砂降りなので高知市内見物。龍馬さんが沢山いらっしゃいました。

これは結構気に入った!

煮込みラーメンだそうで。

こんなところにも龍馬さん。

四万十町まで移動して、民宿泊。初ガツオ!
食べきれないほどの魚介類と酒で幸せでした。

翌日は窪川から四万十川の谷に出ます。

沈下橋。増水時は水の下になるそうで。

のどかな清流

少し晴れてきました。

四万十川を眺めながらコーヒータイム

また沈下橋。

中村駅まで来ました。

もう河口近く。

四万十川は上流から河口まで際立った人工物が何もなく、河口まで清流、というのが素晴らしかったです。

高知/四万十エリアは高い山こそないですが、山深いエリアです。

2021年4月10日~11日 北アルプス/西穂高岳

残雪期の西穂高岳に行ってきました。

今年は1月の大雪の後は、ここ数年の傾向どおりの暖冬で雪が少なく、西穂高岳山荘からの登りも岩や土が露出している箇所が多かったです。

天気に恵まれ、良い残雪期の穂高となりました。

新穂高からロープウェイで入山。西穂山荘への途上から、明日目指す西穂高岳が見えます。

西穂山荘に到着。焼岳をバックに。

まずは西穂ラーメンとビールで入山祝い。

翌日は早出です。黎明の小屋前のテント村

焼岳、乗鞍岳方面に朝日が入ってきました。

独標へ向かう雪の斜面で、今にも朝日が出てきそうです。

前穂高岳の稜線からご来光です!

独標に到着。目指す西穂はまだ先です。

ザイルをつなぎながら岩稜を越えていきます。頂上はあと少し。

無事登頂!

遠くに槍ヶ岳も見えます。

下山途上、こんな雪だるまがありました。

下山後、新穂高温泉で汗を流してから遅めの昼食。ちょうど取れたての山菜の天ぷらを頂きました。

2月下旬からずっと週末悪天の周期が続いてましたが、この週末は2日とも晴れ!

すばらしい残雪期の穂高を楽しめました。

2021年3月27日~28日 北アルプス/唐松岳・八方尾根

当初は日曜日登頂予定でしたが、天気予報を見て前日に急遽変更。

土曜日の晴れ間を突いて、唐松岳に登ってきました。

今年は雪が少なく、八方尾根スキー場下部は土が出ている状況。

でも、春の後立山連峰を満喫できました。

スキー場、自然の画像のようです
八方池山荘から、白くたおやかな尾根を上がっていきます。

自然の画像のようです
広い八方尾根の斜面。この日はスキーに絶好のコンディションで、スキーヤーも多く出てました。

自然の画像のようです
山荘から唐松岳。雪が少ないです!

自然、山の画像のようです
剱岳の雄姿!

山、雪、自然の画像のようです
山頂へ。この日はたくさんの人で賑わってました。

自然、スキー場の画像のようです
下山途上で陽が傾きはじめ、八方尾根はなんだか幻想的な光に覆われました。

春は天気が周期的に変わりますが、今年は週末毎に悪天がくる最悪の周期。

しかし、この週末は土曜日は晴れるとのことで、急遽計画変更で大正解でした。

春の後立を堪能できました。

2021年3月20日 妙高山/バックカントリースキー

妙高山へバックカントリースキーへ行ってきました。

日曜日は悪天予報だったので、土曜日日帰りの計画。

絶好の天気で、雪も安定し、ナイスザラメをゲットしました。

妙高杉の原スキー場からスタート。ゴンドラリフトの始発待ちはBCスキーヤーが多いです。

ディナフィットのカーボニオとビンディングはTLTスーパーライト、ブーツはTLT5。数年前のモデルですが超軽量セットでこの季節のツアー系には最適で気に入ってます。

この日はすでに一番上のリフトが止まっていたので、ゴンドラ終点からハイクアップ。綺麗な森を抜けていきます。

ゲレンデトップを通過してBCエリアへ。妙高外輪山の稜線を目指していくと、傾斜がどんどん増していきます。

火打山方面

外輪山の稜線から妙高山の山頂。ユニークな山容です。

三田原山を目指して

三田原山付近。帰路はメロー過ぎない適度な傾斜のナイスザラメで快適でした。

やはりバックカントリースキーは楽しいですね。

これからBCスキーは春のハイシーズンです。

2021年3月13日~14日 八ヶ岳/阿弥陀岳・北稜

八ヶ岳の冬季バリエーション入門ルートである阿弥陀岳・北稜に行ってきました。

前線・低気圧の通過で天気が心配でしたが、二日目の昼以降は回復すると読んでアタック日は遅めの出発。

読みが当たって、頂上に着く頃には青空が広がりました。

シーズン後半に、良い登攀ができました。

入山日の13日(土)はこんなどんよりとした天気。時折吹雪いていました。

とはいえ、せっかく来たので天気にめげずにアイスキャンディでアイスクライミング練習

午後遅くなると次第雪も収まってきました。アイスキャンディにも雪が付いてます。

アタック日は天気の回復タイミングを見計らって遅めの出発
ジャンクションピークまでの樹林には霧氷がびっしりついてます。

雪も深くて急傾斜のラッセル

少しずつ、霧が切れ始めます。

上部岩壁への最後の登り

上部岩壁を登り始める頃にはかなり雲も切れてきました。でも風は強かった~

赤岳の稜線も見えてきたかな?

2ピッチ目のナイフエッジ。左側は雪庇なので慎重に進みます。

無事登頂!

下山を始めると雲が切れてきました。阿弥陀岳の一般道の下降も結構ナメられません。

赤岳もくっきり

中岳沢を下降。雪崩リスクで下れないかとチェックしてみたら、さほど新雪量はなく意外に安定してました。

右奥にはさっき登ってきた阿弥陀岳

沢型のノドを過ぎて安全圏へ

予想どおり、素晴らしい天気になりました

行者小屋まで戻り、阿弥陀岳北稜を振り返ります。

赤岳鉱泉。横高~赤岳の主稜線もくっきり

下山後、もう一度阿弥陀岳北稜を振り返ります。

週末ごとの低気圧通過で難しい判断が迫られる山行でしたが、遅出の目論見があたり、結果的に良いバリエーションルート登攀となりました。

2021年2月27日 谷川岳/雪上技術講習会

谷川岳で雪上技術講習会を実施致しました。

雪の知識や雪上登攀・下降技術などの座学から始まり、ピットチェック、雪のプロファイリング、ビーコンの用いた山行、ビーコンによる捜索、コンプレッションテスト等々、1日でしたが盛沢山でした。

この日は風が強く、午前中ロープウェー運行が中止だったので、ベースプラザ近辺で実施。

やはり谷川岳は雪も豊富で、雪訓には最適です。

ピットを掘ります。

スノーソーで削って

プローブを立てて雪を評価。プローブは目盛付きが良いですね。

午前中は雪、午後もどんよりしてましたが雪は止みました。ある意味、雪訓日和でした(^^)

雪上技術も反復練習を積んで体で覚えることが重要ですね。

2021年2月22日~23日 八ヶ岳/赤岳鉱泉アイスキャンディ、南沢小滝 アイスクライミング講習会

赤岳主稜の予定でしたが天気に翻弄されアイスクライミングとなりました。

当日の天気次第で、臨機応変にアクティビティを変えられるのも個人ガイドのメリットです。

初日はとても天気が良かったので、予定どおりアイスキャンディでアイスクライミングでした。

八ヶ岳ブルーをバックに

トップアウト!シーズン初めから登りこんでいるので、とても上手になりました。

陽が長くなり、夕食時でもまだ明るいです。赤岳鉱泉の窓から、夕景の大同心と小同心

翌日は吹雪。稜線では風速30m/sの予報なので、南沢へ転進しました

南沢小滝は結構盛況でした。一番右のラインにトップロープを張りました

徐々に右側の難しいラインに変えて登ります

最後はつらら部分も使って

昼過ぎには標高の低いところは雲が切れてきました

光には春の兆しが感じられ、天気の周期も早くなってきました。

そろそろ春山の気配もちらほらです。

2021年2月11日~12日 八ヶ岳・ジョウゴ沢/峰の松目沢 アイスクライミング(ルート登攀)

連休を利用して、八ヶ岳のアイスクライミングルートに行ってきました。

ジョウゴ沢はだいぶ雪で埋まりましたが、例年どおりF2以上は遊べますね。

峰の松目沢は手ごろなマルチピッチです。この時期でも埋まらずに登れます。

北沢の道もだいぶ雪が積もりました。今年は雪が多いです。

アイスキャンディが八ヶ岳ブルーに映えます。

ジョウゴ沢F1、ほぼ埋まってます。

ジョウゴ沢F2。初心者の練習には最適です。

峰の松目沢F1。それほど雪で埋まってませんでした。

滝と滝の間は、それなりに積雪があります。

峰の松目沢F2。結構大きいです。

登ってみると簡単です。

F3~F4。綺麗なナメです。

上部は結構立ってきたりします。

比較的簡単な左から。

赤岳、中岳、阿弥陀岳がくっきり。

最後の滝。大きさはないですが、立ってます。

同ルートを懸垂下降して取り付きまで。下降時の方が事故が多いので気を付けて下ります。

下山後、暖かいお風呂と美味しい蕎麦で〆ました。

アイスクライミングもシーズン後半となりました。

今年は結氷状況が良いので、長く楽しめそうですね。