国内屈指の美渓、黒部源流の赤木沢。
盛夏に遡行してきました。








折立から入山し、百花繚乱の山道をまずは太郎平小屋へ。
太郎ラーメンで腹ごしらえをして、美しい木道を黒部源流へ薬師沢沿いに降りていきます。
薬師沢小屋で、まずは入山祝い。








翌日は早朝にスタート。
まずは黒部川本谷を遡行し、魚止の滝まで。
そこから赤木沢に入り、美渓の遡行が始まります。
谷に陽が差し込むようになると、緑と水しぶきが光に映えます。








次々と出てくる滝を越えて、遡行。
7月のこの時期はまだ雪解け水の水量が多いので、淵が深い滝は巻き気味にクリアしました。
そして、赤木沢のハイライト、大滝へ。
大きさも形状も、壮観です。









大滝を越えると水量も減り、源頭域に入ります。
天気も怪しくなりそうだったので、上流の三俣は、一番右のショートカットラインを取りました。
最初の一滴を越えると、源頭のお花畑へ。
草原を抜けて稜線に出て、北の俣岳を越えて太郎平へ下ります。
その日のうちに富山まで下山し、富山湾の美味い魚介の寿司屋で打ち上げ。
赤木沢はさほど難易度も高くなく、手頃に楽しめる美渓です。