2020年9月4~6日 剱岳/別山尾根

台風の合間を縫って、剱岳に行ってきました。

2泊3日で別山尾根なので、余裕のプランニング。アタックの中日だけ晴れて、絶好の登山日和でした。

初日は雨模様。室堂から雨具を着て別山乗越へ。剣澤に下る頃には雨がやみました。凛々しい劔も姿を見せてくれました。明日はあの頂へ。

この日の夕方、ものすごい虹が剣澤を覆いました!

翌日は晴れ!別山尾根から剱岳を目指します。

前劔を越えて

平蔵の頭を越えていきます。この季節はもう、平蔵谷に雪渓はありません。

無事、全員登頂。

下降の横バイは慎重に

最終日はまた雨模様。雨具を着て別山乗越を越え、室堂に戻りました。

剱岳はもう秋の気配。季節のはざま、台風の合間を縫って、良い登山となりました。

2020年8月28日~29日 前穂高岳/北尾根

8月最後の週末は、前穂高岳北尾根に行ってきました。

地震の影響で岩が浮いてたり岩屑が多く気を使いましたがルートファインディングさえしっかりできれば問題なく行けます。

天気にも恵まれ、良いクラシックルートトレースでした。

上高地は少し清々しくなってきました。平日だけあって人は疎らでした。

いつも通り明神を通って。

横尾の吊り橋を渡ります。

屏風岩。クライマーは見えませんでした。

初日の宿は涸沢小屋。小屋についてしばらくしたら夕立が降りました。

翌日は3:30出発。ヘッドランプを頼りにⅤ・Ⅵのコルへ上がるとちょうど朝日が昇ってきました。

黎明のⅤ峰。あれを登ります。

Ⅴ峰の途中でご来光

岩稜の途中でしばし撮影タイム

槍ヶ岳も見えてきました。

Ⅴ峰に登るとⅣ峰と、その陰に小さくⅢ峰が見えてきます。

地震の影響が一番大きかったのがⅣ峰。いつもより丁寧にピッチを切りました。

Ⅳ峰のてっぺんにはこんな魔法のランプが!
従来、ここは涸沢側を巻いてましたが、涸沢側の岩壁がごっそり崩れたのでラインが取れず、てっぺんを通過するのがベストとなっています。
但し、慎重に。

Ⅳ峰のてっぺんからⅢ峰

登攀の核心はⅢ峰。地震の影響はほとんどないです。

ここら辺はピッチを切ります。

Ⅱ峰の最後の登り。涸沢には雪渓が残ってます。

無事登頂!

下山は岳沢。まだ時間が早いのでゆっくり下ります。

昼過ぎには岳沢湿原に降りてきました。

いつ見ても美しい。疲れが癒されます。

河童橋近くまで戻って岳沢を振り返ります。前穂も奥穂も雲の中でした。

下山後はこの宿に泊まりました(^^)

翌日は明神までお散歩
清水川の清らかな流れから

朝霧の中、明神への道

明神橋を渡って。

ご所望はこれです!
何時食べても絶品!

こんな風に焼いてますね。
焼き方が上手いのだろうな。

帰りは右岸ルートで上高地へ戻りました。

地震の影響が懸念されましたが、穂高はさほど影響は無いようです。

来シーズンは残雪期からガンガン入りたいと思います(^^)

2020年8月11~14日 別山/北稜岩峰、剱岳/源次郎尾根

お盆の後半も雨に翻弄されましたが、何とか合間を縫って別山と源次郎尾根を登ってきました。

入山日は雨の中を剣澤小屋へ。小屋に着くと暖かいシャワーを浴びて、早々に前夜祭でした。

翌日も昼過ぎまで雨。小雨になったので別山北稜へ向かいました。まずは別山の頂上へ。

北稜を下降し始める頃には雲が切れて晴れ間も見えてきました。

別山北稜

一応バリエーションルートなので慎重に。

小屋に戻ると完全に雨は止み、前劔まで顔を出してました。

翌日は源次郎尾根へ。まずは劔澤を下ります。

下部は樹林帯の中の急な岩稜が続きます。慎重にクライミング。

朝の陽射しの中、後立をバックに。

次々とクライミングセクションが出てきます。

Ⅰ峰が見えてきました。

Ⅰ峰の登り。ルートファインディングが重要。

さらに傾斜も出てくるので慎重に。

この日は良い天気でした。Ⅰ峰上部から剣澤方面。

鹿島槍ヶ岳の双耳峰はどこからでもそれと解ります。

源次郎尾根Ⅰ峰頂上で。バックは八ツ峰

Ⅰ・Ⅱ峰間のコルへは急な下りになります。慎重に。

Ⅱ峰の登りはさらに急な岩壁になります。乾いた岩のクライミングが楽しい。

Ⅱ峰頂上。バックは劔岳本峰

Ⅱ峰頂上からは30mの長い懸垂下降。スリングでバックアップを取って。

あとは本峰頂上を目指すのみ。

無事完登!

別山尾根を下ります。カニの横ばい。

12:00過ぎには戻ってきてしまいました。完登記念に。

この日は劔澤でテント泊。
午後はずーっと劔岳を眺めながら過ごしました。

今年のお盆は劔岳に長く定着しましたが、幸せな時間でした。

やはり岩と雪の殿堂は良いですね。

2020年8月8~10日北方稜線(鉱山道まで)/裏剣

お盆は剱岳シリーズでした。

まずは北方稜線へ。ずっと雨模様でしたが、重荷を背負って鉱山道まで。鉱山道は小窓雪渓手前がシーズン初めで荒れていたので途中で引き返してきました。

その後の裏剣は、我々パーティーだけの独占でした。

贅沢な時間でした。

立山駅でNさんと待ち合わせ。
お盆の入りにしては乗客は例年の1/3程度です。

室堂は雨でした。

別山乗越を越えて剣澤を下ります。雪渓はとても少なった。

三の窓雪渓の入口はバックリ雪渓が落ちてました。天気予報もイマイチなので、熊の岩ベースの予定を変更して北方稜線へ。

初日は真砂沢ロッジにお世話になりました。御飯が美味かった~

翌日は北方稜線へ。奥は三の窓雪渓。

池の平小屋の池。お花がいっぱいでした。

ここからバリエーションルート。シーズン初めで荒れている道を慎重に降りていきます。

鉱山道を慎重に降り、小窓雪渓へ。この先が崩れていたし天気も怪しいのでここまでとしました。我々が行った翌日に池の平小屋のスタッフさん達が綺麗に整備してくれたようです(^^) 感謝多謝です。ちなみに今年は池の平小屋は営業はしておりません。

池の平小屋まで戻ると、お花畑に癒されます。

ニッコウキスゲも咲いてました。

この日は仙人池ヒュッテにお世話になりました。仙人池からの裏剣。

仙人池ヒュッテの宿泊者は我々だけ。女将さんお手製のチーズケーキをいただきました。お風呂もあって快適!

仙人池からの帰り。剣澤のトラバースは慎重に。

剣澤雪渓。漸く青空が見えてきました。

剣澤のテント場で幕となりました。

天気や雪渓のコンディションに翻弄されましたが、だれもいない、贅沢な裏剣の山旅を満喫しました。

2020年8月7日 八ヶ岳/横岳/小同心クラック

梅雨明け後、猛暑となりはじめた週末は八ヶ岳でした。

午後からは雨もパラつきましたが、クライミング中は特に問題なし。

ルートも空いていて、快適なクライミングでした。

しっかりネックウォーマーで口を隠して出発

赤岳鉱泉への道、柳沢北沢は緑が綺麗でした。

赤岳鉱泉はこの週末から営業再開。冬とは違ったテラスです。

大同心稜を登ってアプローチ。傾斜は急です。

大同心をトラバースして小同心へ。足場がやや悪いので慎重に。

1ピッチ目。クライミングを始めるころには霧に包まれてました。おかげで高度感があまりない。

傾斜はややありますが、ガバガバです。

クラックの中に入り込み過ぎないように。

最終ピッチ。

無事完登!
Mさん横岳頂上でポーズ!

硫黄岳経由で下山。

お盆の入りに涼しげな良いクライミングが出来ました。

2020年8月1日~2日 奥穂高岳/ジャンダルム

梅雨明け最初の週末は奥穂高岳/ジャンダルムに行って来ました。

地震の影響を懸念し奥穂高岳から往復しましたが、この区間については顕著な崩壊は無く問題ありませんでした。

吊り尾根、重太郎新道は稀に浮いた岩や崩壊跡がありましたが、通行に支障はありませんでした。

漸くシーズンイン。良いスタートでした。

沢渡のナショナルパークゲートのカウンターにはコロナ対策のシールド。

朝の梓川

いつも撮っちゃう清水川。いつも清らかです。

横尾から屏風岩

涸沢。雪渓は少なめかな。

涸沢小屋から前穂高岳

ザイテングラードはお花がいっぱい。

穂高岳山荘からの日の出

まずは奥穂高岳の頂上。

ロバの耳の取り付き。岩場は全く問題ありませんでした。

ガレの状態も通常と変わりません。

ジャンダルム登頂!今回は奥穂側から直登しました。

槍~

重太郎新道も問題なく。

岳沢湿原へ下山。いつもと変わらず透き通る水。

2020年7月23日~24日 沢登 湯檜曽川水系/東黒沢・ゼニイレ沢

まだ開けぬ梅雨の間隙を付いて谷川岳近くの東黒沢とゼニイレ沢へ。

全員沢登初体験。秋の赤木沢に向けたトレーニングで、雨足を気にしながら滝、ナメ、淵、スラブと一通りこなすことができました。

二日目は時間が余ったので一ノ倉沢へ。

雨がパラつき始めたけどヒョングリの高巻き懸垂ポイントまで行き、間近に迫る岩壁に皆さん想いを馳せました。

東黒沢入口。小雨の降る中、雨量を見定めながら進みます。

美しいナメと淵にドボン!水を味方につけられると沢登は楽だし楽しくなります。

ハナゲの滝。酷い名前だけど美しい。この日は水量が多く、上部は右岸を巻きました。

だんだんと廊下っぽくなってきます。

ナメ・スラブはシューズのフリクションを信じて慎重に。

帰りは自然のウォータースライダー

翌日はゼニイレ沢へ。スラブ系の違った要素。

一ノ倉沢のちょうど正面です。

上部スラブ。これまでの大量の雨が染み出し、全面濡れ濡れでした。

その後、一ノ倉沢へ。ひょんぐりの滝の上まで上がり、衝立岩を見上げます。

梅雨の合間、雨に降られながらも間隙をついて行動し、良い山旅となりました!

2020年7月19日 八ヶ岳/横岳/小同心クラック

夏の剣岳のトレーニングも兼ねて、横岳の小同心クラックに行ってきました。

朝方の濃霧が嘘のように取れて晴天。

稜線では思わず「夏だー!」と言ってしまいました。

天気に恵まれて良いクライミングでした。

南沢を詰めます。冬とは様相が一変。

赤岳鉱泉は売店だけ営業してました。8月から再開するようですね。

大同心稜を詰めます。樹林が薄くなってくると、大同心がどーんと見えてきます。

大同心の基部をトラバースして小同心基部へ。良い天気で大同心がくっきりです。

順番待ちの間に技術講習会を実施。ザイルワークをしっかりと確認しました。

1ピッチ目。凹角の中に入り込みすぎないことがポイントです。

凹角は結構深いです。

小同心クラックのルート上にはウルップ草が咲いていました。

3ピッチ+頂上直下1ピッチで横岳頂上へ。

横岳から硫黄岳への稜線上にはコマクサが沢山咲いてました。

梅雨の合間に良いクライミングが出来ました。

2020年6月27日 丹沢/広沢寺クライミング講習会

またもや梅雨の合間を縫ってクライミング講習会。

今回初めての方、2回目の方、複数回目の方、皆さんそれぞれのラインでしっかり登りこんでいただきました。

登りこんでいるので慣れたムーブ!

新緑が綺麗です。

2回目ともなると余裕ですね。

人生初クライミング!

それにしては上手です。

後半はルートを変えて。

セカンドクライミング、ビレイ、懸垂下降の練習です。

初めての懸垂下降。

事故が多いのでセットから加工まで確実に、慎重に。

動作を繰り返し練習して身体にしみこませることが重要です。

みずみずしい緑の中を皆で帰りました~

2020年6月21日 広沢寺/弁天岩クライミング講習会

先週末は広沢寺弁天岩でのクライミング講習会、山岳会の救助訓練講習会でした。

梅雨の晴れ間のクライミング日和。

熱中症に気を付けながらマスクをしてのクライミングでしたが、良い講習会となりました。

朝早かったのでまだ空いてました。

初めてのザイル!
まずは簡単なルートから挑戦です。
慣れてきたら少し難しい岩へ移動!
足を置く位置、角度、ホールドの選定を気にしながら、丁寧に。
上まで完登!
午後は丹沢/水無川水系のモミソ沢出合いの懸垂岩へ移動し、救助技術講習
充実した一日でした!