剱岳へ、ノーマルルートである別山尾根から行ってきました。
8月最終週は大盛況。
平蔵の頭も、タテバイもヨコバイもちょいちょい待ちが入るけど、ちょうど良い休憩になりました。
天気は悪くなかったですが、雷鳥がたくさんいました。
下山途上で田中陽希さんにお会いし、下山中も、剱山荘でもたくさん歓談させていただきました。








山岳ガイド 原 岳広
剱岳へ、ノーマルルートである別山尾根から行ってきました。
8月最終週は大盛況。
平蔵の頭も、タテバイもヨコバイもちょいちょい待ちが入るけど、ちょうど良い休憩になりました。
天気は悪くなかったですが、雷鳥がたくさんいました。
下山途上で田中陽希さんにお会いし、下山中も、剱山荘でもたくさん歓談させていただきました。








前穂高岳から涸沢に沿ってギザギザに伸びる稜線が北尾根です。
本峰から八峰、さらに屏風の頭までいくつもピークを連ねる名ルート。
Ⅴ・Ⅵのコルから上部が、一番ポピュラーなルートです。
午後の雷雨リスクを避けるために涸沢小屋を3時出発したら、快調すぎて、Ⅴ峰のてっぺんでもまだ夜が明けず、少し、早すぎました。
前穂の頂上に7時半前に到着したので、ゆっくり景色を楽しめました。
何度来ても良いルートだと感じます。










西穂高岳からジャンダルムを経て、奥穂高岳までの稜線は、昨今のSNSのおかげかかなりポピュラールートになっておりますが、一般登山道とは一線を画す難易度があると思います。
8月下旬となっても、まだまだ夏真っ盛りな気候で、雷雨リスク回避のため早出をしました。
太陽が上ると、もう暑い。。。
未明の涼しい空気の中標高を上げて正解でした。
ジャンダルムのてっぺんは立派な標識が設置されていました。










剱岳の本峰から、さらに奥へ延びる稜線が北方稜線です。
今回は別山尾根から剱岳本峰を経由しての下降ルート。
長次郎の頭~池の谷乗越~池ノ谷ガリー~三の窓~小窓の頭~小窓雪渓と、バリエーションルートをたどっていきます。
小窓雪渓もまだしっかり残っていて、安心でした。
下山は、真砂沢から劔沢を上がり、室堂へ戻りました。










当初予定は北穂高岳/東稜からの穂高縦走でしたが、天気が悪く転進。
八ヶ岳の大同心に登ってきました。
大同心は1日で決着着くので取り付いてみると、天気予報よりも早めに崩れ始めて10時頃には霧の中でした。
でもなんとか降られず、たまに雲も切れて、一般登山道からは見ることのできない霧の纏わる岩稜の奇景も見ることができました。
横岳の稜線はまだ花が残っていました。
植生保護ネットのおかげでコマクサの株がとても増えてました。
硫黄岳山荘の周りの庭園には白コマクサがありました。










南アルプスにある日本で二番目に高い北岳。
その頂上から大樺沢川に聳える広大な岩壁がバットレスです。
今回は一番オーソドックスな下部岩壁bガリーから4尾根を登攀してきました。
前夜半の雨で岩は濡れ気味でしたが、他パーティーは全くおらず貸し切りでした。
バットレスはかなり通いましたが、貸し切りは始めでした!
天気も終始曇り気味で、暑さリスクなくトップアウト。
白根御池小屋に入ったら土砂降りでした。やはり盛夏の時期は早駆けが肝です。
白根御池小屋は綺麗で、快適でした。










龍王岳から、御山谷へ延びる東尾根は、バリエーションルートの入門編です。
ヨーロッパアルプスのように美しい氷河地形の景色をバックに、楽しい岩登りで頂上に至ります。
今回は剱御前小屋を未明に出発して、星空のもと真砂岳を登り、富士ノ折立でちょうど感動的なご来光に出会えました。
その後、大汝山、雄山と立山三山を縦走してから、美しい御山谷を下って、バリエーションルートエリアにアプローチします。
そして、龍王岳東尾根を爽快に登攀。
素晴らしい景色でした。
八ツ峰Cフェース、源次郎尾根からの3連チャンで流石に疲弊したので、下山後はホテル立山レストランの豪快な肉どんぶりで締めました![]()










源次郎尾根は、剱岳の本峰から剣沢に向かって真っすぐに伸びるバリエーションルートです。
第一岩峰、第二岩峰と2つの岩峰を有し、第二岩峰は懸垂下降で下降します。
剱岳がなぜ「岩と雪の殿堂」と言われているか。
一般道である別山尾根を登っただけではわかりにくいですが、源次郎尾根を登ると、眼下に広がる雪渓と連なる岩峰群が一望できるので、その理由が良くわかります。
源次郎尾根が、人気のルートである理由だと思います。
今回は、午後の雷雨と熱中症リスクを避けるために未明に出発しました。
おかげで1番に取り付けて、懸垂下降の順番待ちもありませんでした。
完登後は剱御前小屋に宿泊。
別山乗越からの夕景はとても美しかったです。










剱岳の奥に連なる稜線である八ツ峰は、文字通り8つの峰から構成されています。
その中のⅥ峰は、長次郎谷側にa~dフェースという4つの岩壁を有し、それぞれの壁にクライミングルートがひかれています。
長次郎谷の雪渓から取り付きやすいので、クライマーに人気の岩場です。
その中で、最もポピューラーなルートがCフェースの剣稜会ルートです。
最近は長次郎の雪渓が崩れるのが早いので、7月中に狙いました。
爽快なクライミングの後は八ッ峰から北方稜線を踏破して本峰を踏みました。
やはり長かったですが、最後に剱岳本峰を踏めるので充実します。
池ノ谷乗越から北方稜線へ上がると雷鳥とオコジョがたくさん出てきてくれて、癒されました。










チンネは剱岳の奥にそびえる岩峰で、岩峰に至るまでの道も一般道ではありません。
左稜線はその岩峰のリッジを辿る、長いルートです。
天空に向かって登って行く感覚で、爽快です。
しかし今回の核心は長次郎谷右俣上部の雪渓でした。
ズタボロで突破にエネルギー削られました。
朝踏んだスノーブリッジが、夕方帰るときには崩壊していたり、まさに総合力が必要で、剱らしかったです。









