足尾の松木沢に行ってきました。
本当は松木沢からニゴリ沢に入り、国境平から皇海山を目指す計画でしたが、土曜日が雨のため、一日で松木沢のみの遡下降となりました。
顕著な滝や難所はありませんが、美渓の様相もちらほら。
昔は一般道が通っていたトレースは、何とも味わいがありました。
松木渓谷からスタート。広い河原には当時大集落が形成されていたそうですが、今は跡形もありません。足尾の歴史を感じます。しかし、足尾の町から深い谷を抜けた先に、このような開けた場所があるというのも感動です。
上流に向かって行きます。ガレた斜面をトラバースし、対岸の松木沢ジャンダルムの岩壁を横目に。朽ちた重機もありました。
谷が迫ってきて河原を歩くようになるとウメコバ沢の出合。急峻なゴルジュの入口は登攀意欲をそそります。冬はアイスクライミングもできますね。ここらへんで沢靴に履き替えます。
大きな堰堤が見えてきました。これは右から巻きます。松木川六号ダムだそうで。
堰堤を越えるとさらに谷が狭くなっていきます。いよいよ本格的な沢登り。
ゴルジュ様の通過やトロ場も出てきます。
淵やナメもあり、なかなかの美渓
ひたすら遡行を続け、やがてニゴリ沢出合いへ。昔は一般道が通っていたのですね。ペイントがあります。でも今はほぼ廃道。沢登装備がないと厳しいです。
ニゴリ沢に入ると水量がぐんと落ちます。谷も狭くなり、ゴーロが多くなります。水もやや濁っている感じ。国境平へのモミジ尾根取り付きには気にマーキングがあります。これが目印。本当はここから国境平へ上がる予定でしたが、今回は雨で日程短縮のためここで引き返します。
松木渓谷の広い谷に戻る頃には、またすっかり晴れてました。
歴史ある松木渓谷の松木沢(川)の遡行は、難易度も高くなく、程よく楽しめるものでした。
来年はモミジ尾根~国境平~皇海山を再チャレンジしましょう!
投稿者: tthara
(公社)日本山岳ガイド協会認定ガイド
[資格レベル]
山岳ガイドステージⅡ
スキーガイドステージⅡ
tthara の投稿をすべて表示