2025年10月3日~6日 中房温泉〜合戦尾根~東鎌尾根~西鎌尾根~新穂高

9/22-24 栂海新道

三連休は朝日岳から栂海新道へ行ってきました。雨は初日の午前中だけ、雲が去った後は錦秋の山稜でした。上部は高層湿原や池塘を抜け、下部は樹林のアップダウン。最後は海抜0メートルの日本海までのロングトレイルです。

 

親不知観光ホテル下の無料駐車場に車を止めて、予約しておいた黒東タクシーで北又小屋へ。小川温泉から先は黒東タクシーしか入れず、料金は固定で14,000円。ただ、申請書を記入していくと一人あたり1,000円の補助金が支給されます。我々は3人で11,000円でした。img_20180922_085632

ここ数日の雨で許容量を超えているのか、ダムは大放水でした。

img_20180922_130816

樹林帯の急登を抜け、イブリ山を過ぎると雨が上がりました。森林限界に達するところで山肌を覆っていた雲も切れ、青空と錦秋の山稜が現れました。

 

夕日が原では秋の淡い光を色づいた山肌と雲が照り返します。

img_20180922_134802

湿原と池塘が現れます。

img_20180922_141220

木道を抜け、

img_20180922_142308

今日の宿である朝日小屋へ。湿原に囲まれた朝日平にあります。

 

朝日平から日本海へ落ちていく陽。朝日小屋の夕飯は山小屋としては最高級ですね。

img_20180923_062751

翌日は湿原の斜面を抜けて朝日岳の頂上へ。

img_20180923_063930

雨飾山と妙高・戸隠。陽が昇っていきます。

img_20180923_070440

栂海新道側からみた朝日岳の山容はなだらかです。豪雪地帯特有の湿原の中を行きます。

img_20180923_070741

照葉の池。山肌が黄檗色なので、朝日もなんとなく哀愁が漂う感じ。

img_20180923_072645

赤く色付いている葉っぱもあります。

img_20180923_082731

黒岩平で清水を汲みます。登山道を横切る沢から汲むことができるので楽チン。

 

黒岩山を抜け、栂海新道開拓の主体となった「さわがに山岳会」の名前がついたさわがに山を越え、犬が岳を過ぎるとすぐに、

img_20180923_114055

栂海山荘です。無人小屋ですが、マットと毛布はあります。予定より大分早いので先に進みます。

 

黄連山、菊石山、下駒山を越えて、白鳥山へ。山頂に白鳥小屋があります。今日はここで泊まります。ここも無人小屋。マット、毛布はありますが、我々は持参したマットとシュラフを使いました。

img_20180923_172242

翌朝、栂海新道を振り返ると山稜を雲がゴンゴンと乗り越えていました。

 

坂田峠、尻高山、入道山と樹林帯のアップダウンを繰り返して徐々に標高を下げ、

img_20180924_104304

国道8号線に出ます。さらに階段を下って、

img_20180924_105355

日本海へ出て終了!海抜0メートル、ここが北アルプスの果てです。

 

 

 

 

 

9/16-17 甲武信ケ岳/鶏冠尾根

9月最初の三連休は黒部源流の赤木沢にOさんをガイドする予定でしたが、雨のため中止。土曜日に天気予報を入念に調べていると、秩父連峰の甲武信ケ岳だけ日曜日、月曜日ともに晴れの予報だったので、Oさんに提案すると「是非とも!」とのこと。急遽甲武信ケ岳の鶏冠尾根に転進する事となりました。

鶏冠尾根は甲武信ケ岳の隣にある木賊山から山梨百名山の鶏冠山を経て東沢に伸びる尾根で、第1岩峰から第3岩峰までを擁する初級のバリエーションルートです。第1岩峰、第2岩峰はチェーンが張ってありますが、第3岩峰を直登するときにはロッククライミングの技術が必要です。

img_20180916_0726243

まずは西沢渓谷から。東沢を遡行し、二俣吊り橋を渡ります。

img_20180916_074014

しばらく右岸を行くと対岸(左岸)に鶏冠谷が出合います。ここが取り付き。

img_20180916_0746232

靴と靴下を抜いて渡渉します。

img_20180916_0755291

少し鶏冠谷右岸を遡行し、すぐに斜面に取り付きます。しばらくは急登です。

img_20180916_1005131

第1岩峰。チェーンはありますが、一応スタカットします。

img_20180916_1015492

第2岩峰。ここもチェーンがあります。慎重に。

img_20180916_1032451

第3岩峰基部にはこんな標識が。クライミングせずに巻くこともできます。

img_20180916_1035232

第3岩峰全景。高そうに見えますが、15-20m程度でしょうか。

img_20180916_1043042

Oさんザイル捌き。反復練習が必要ですね。

img_20180916_1044052

第3岩峰クライム・オンです。まず私がリード。

img_20180916_1117352

第3岩峰のピーク。ここにも鶏冠山の標識がありますが、本当の頂上は少し先です。鶏冠山を過ぎると、藪の濃いアップダウンを2時間半こなして木賊山へ

img_20180916_142222

木賊山の頂上は森の中ですが。。。

img_20180916_1506102

甲武信ケ岳の頂上は開けてます。千曲川源流を擁する素晴らしい百名山です。

img_20180917_0527251

甲武信小屋に宿泊。小屋の前から陽が昇ります。眼が潤むくらい美しかった~

img_20180917_0739211

徳ちゃん新道を西沢渓谷へ下ります。ダケカンバとコメツガの森を、木漏れ日に癒されながら下山しました。