八ツ峰Ⅵ峰フェースには沢山のマルチピッチルートがあります。
その中でも、登りやすく人気の高いのがCフェース剣稜会ルート。
長次郎雪渓を真下に、岩と雪の殿堂を爽快に登ります。






まず、長次郎雪渓を詰めます。
近年雪渓の崩壊が激しいですが、今年は比較的安定していました。
Ⅵ峰フェース群は、ちょうど熊の岩の目の前あたり。
左岸に這い上がってCフェースの取り付きを目指します。





名物の一枚岩はトラバース気味に登って抜けます。
そこからは簡単なピッチをこなしてCフェースの頭へ。
懸垂を交えて5・6のコルへ降り立ち、ガレの激しい沢を下降して長次郎谷へ戻ります。
Cフェースは難易度もさほど高くはなく、快適なマルチピッチルートです。