7月海の日連休に予定していたジャンダルムは悪天で中止。
翌週は見事に晴れて、西穂から奥穂まで完走できました。




新穂高から入山し、まずは高山植物で百花繚乱の西穂山荘へ。
夕方には見事な雲海と、笠ヶ岳に沈む宵の明星を見ることができました。








翌日は未明に出発し、ご来光を仰ぎながらまずは西穂まで。
そこから険しい岩稜がスタートします。
脆く急峻な岩場を、三点確保を徹底しながら慎重に進みます。
間ノ岳、天狗の頭を越えて天狗のコルまで。
途中、逆走の悪い一枚岩も慎重に越えて。









天狗のコルからはひたすら急峻な岩稜を登り、畳岩の頭、コブの頭を越えて、ジャンダルムへ。
頂上では天使が待ってくれています。
そこから先もロバの耳、馬の背と難所が続き、最後は奥穂高岳の頂上へ。
西穂からジャンダルム、奥穂の縦走は危険な岩場が連続する上級者ルート。
毎年、複数件の滑落事故が発生しているので、しっかりとした基礎クライミングの技術を習得し、経験を積んでからチャレンジすべきルートですね。