晩秋の八海山。
八海山は標高が低いので、この時期でもタイミングを選べばまださほど雪はついていません。
晩秋の越後の岩稜を堪能してきました。






新開道登山口からスタート。
河原に降りて徒渉し、屏風道にアプローチします。
水場を越えてしばらく進むと傾斜が強くなってきて岩場が現れ始めます。






屏風道は昔修験道が使った道ですが、険しい岩場が多くそれなりの難易度です。
ルートファインディングにも気を付けて登っていきます。








険しい岩場の登行を続けると、八海山千本檜小屋の裏に出ます。
その日のうちに薬師岳を往復。
この時期は小屋は締まっているので避難小屋で自炊です。
シュラフにくるまって就寝。
避難小屋でも暖かくありがたいです。










翌日は陽が登って岩場が暖まってから出発。
八海山のハイライト、八ツ峰を踏破します。
チェーンやハシゴがかかった険しい岩場を慎重に通過していきます。
各ピークには、仏様が沢山安置されています。








険しい八ツ峰を踏破すると少し緩やかな登山道となり、八海山最高峰の入道岳まで往復。
巻機山や越後駒、中岳など越後の素晴らしい山々が一望できます。
八ツ峰とのコルまで戻り、新開道を下山。
最初は厳しいですが、尾根に乗ってからは普通の登山道、のはずですが、この時期は枯葉が沢山乗っていて岩の段差や木の根っこが見えず歩きずらかったです。
慎重に下りきって最後は簡単な徒渉も交えて登山口へ。
八海山はチェーンやハシゴは整備されていますが、難易度の高い岩場が連続する岩峰です。
越後の山々の景色も素晴らしいです。