北穂高岳~奥穂高岳へ行ってきました。
最終日、奥穂高岳からはジャンダルムから天狗沢を下りる予定でしたが、朝方は霧雨が降りしきり、予報も微妙だったので、吊尾根から岳沢に下降しました。
予定通りではなかったですが、初秋の穂高を堪能しました。
上高地集合で涸沢へ。河童橋から岳沢と奥穂高岳を眺め、思いを馳せます。
お決まりの清水川。いつ来ても清々しい。
横尾から本谷橋へ。本谷橋は低いところにも橋がかけられてました。
大水がこなければ良いけど。
涸沢についてまずは入山祝いの酒盛り。酩酊する頃には谷に入る陽が長くなってきました。
翌朝のモルゲンロート。北穂高岳南稜を登っていくと、奥穂高岳が赤く染まりました。
まずは一つ目の穂高のピーク。北穂高岳。小屋にご挨拶してきました。
北穂高岳から、滝谷を眺めながら険峻な稜線を慎重に進みます。
二つ目のピーク涸沢岳から明日目指す奥穂高岳。
穂高岳山荘ではブロッケン現象が見られました。
翌日はジャンダルムを目指す予定でしたが、奥穂高岳の頂上で雨と呼んでよいほどの霧雨と風。
昼前には小康になりそうでしたが、すぐに回復も見込めず時間の制約もあり吊尾根へエスケープする事となりました。
吊尾根を大分進んだところで、晴れ間が見え、美しい岳沢の緑が現れました。
重太郎新道を下り、岳沢小屋から上高地へ。
相変わらず岳沢湿原も清冽でした。
振り返ると奥穂高岳にはこんな雲が。やはり天気が不安定だったので、ジャンダルムはエスケープして正解でした。
標高の高いところはそろそろ色づき始めてましたが、総じて夏の名残が残る穂高でした。