海の日の三連休は北海道の百名山に行ってきました。
毎年梅雨明けが微妙な時期なので、北海道なら梅雨は避けられるだろうと思っていたのですが、今年は道東でも梅雨前線に翻弄されてしまいました。かろうじて全部登れて、良かったです。
出発の朝、羽田空港は雨の中でした。飛行機待ちの時間はANAのスイートラウンジでリッチに過ごします。
中標津空港に降り立っても雨模様。羅臼の町から知床峠へ。知床連山霧に包まれてました。
初日はウトロの温泉宿に泊まりました。北海道っぽい食事で英気を養います!
翌日は羅臼岳を目指します。幸い雨はほとんど止みました。木下小屋から上がります。
下部では雲が切れてオホーツク海も望めました。
上部では霧の中に突入。大清水分岐あたりでは風も強くなってきました。上部では雪渓が残ってましたが、アイゼンは不要でした。
羅臼岳の頂上は残念ながら真っ白でした。まずは百名山一座目。
帰りはかわいいヤマネに会いました。
下山後は時間があったので、カムイワッカの滝とウトロのオシンコシンの滝に寄りました。
翌日は斜里岳へ。朝から雨でしたが、どうせ沢登りだから、ということで入山。流域面積が小さいので増水はさほど気になりませんでしたが、雨量が多くなるとさすがに入山は危険と思いました。
沢に沿って登っていきます。ほとんど沢登なので、沢靴の方が快適かもしれません。ナメがとても綺麗でした。
斜里岳の頂上。突風で飛ばされそうでした。晴れていると摩周湖や屈斜路湖が見えるそうです。
下山後、阿寒湖へ行く道すがら摩周湖、硫黄山、屈斜路湖に寄りました。霧の中の摩周湖は幻想的でした。
最後は阿寒岳へ。まずは雄阿寒岳に向かいます。阿寒湖のはずれを回り込んで、原生林の中に入っていきます。
原生林を抜けていくと青空も見え始めてきました。上部はハイマツの間を上がっていきます。
雄阿寒岳山頂。風化して字が見えにくいです。
下山後は車で移動して雌阿寒岳へ。こちらが百名山に数えられてます。低い雲の切れ間から青空が見えて、気持ちよく登れました。
雌阿寒岳は活火山で、頂上には火口があり火山活動が見られます。荒涼とした山頂です。
最終日は桜の滝でサクラマスの遡上を見学し、裏摩周湖に立ち寄って中標津空港から帰りました。
道東の百名山を三座踏破する企画でしたが、北海道グルメ・観光もできて良い旅でした。