八ヶ岳の裏同心ルンゼに行ってきました。
裏同心ルンゼはさほど陽があたらず風通るので、アイスクライミングエリアが豊富な八ヶ岳にあっても一番最初に凍るエリアですが、10年前くらい前までは、11月最終週にはもう完全結氷していて十分登れましたが、最近は暖冬傾向で全体的に結氷が遅いようです。
今年は例年に増して冬の到来が遅いですが、雪はないものの、裏同心ルンゼはなんとか凍っていて登れました。
美濃戸から入ります。美濃戸口から駐車場までの林道にも雪がなく、美濃戸山荘前も雪が全くありません。40年前から、変わらないたたずまいです。
北沢の堰堤広場もこんな感じです。まるで晩秋のよう。
赤岳鉱泉周辺まで雪がありませんでした。アイスキャンディーもまだまだです。
ジョウゴ沢に行ってみましたが、F1はジャバジャバで登れませんでした。
ジョウゴ沢F2もジャバジャバで全然登れませんでした。雪もありません。
裏同心ルンゼに転進し、なんとか登れました。F1も薄いですが、繋げられます。
F2に向かう回廊も雪が全くありません。アイゼンを岩に軋ませながら登ります。
上部にいってもこんな感じです。雪がない。
氷が薄いですが、傾斜は緩くスクリューも不要は程度なのでなんとか登れます。
最後F5もこんな感じ。
氷は薄かったですが、なんとか完登できました。でも、大同心基部にはまったく雪がなく、大同心稜までガラガラの沢を詰めました。
先週は気温が下がり雪も降ったので、一気に氷も凍ったようですね。
氷遊びの季節はこれからです。