丹沢の麓の広沢寺の岩場でクライミング初級技術講習会でした。
メインザイルの結束方法、支点の構築方から基本的なセルフレスキュー、バックアップを取っての懸垂下降など、本ちゃんの岩場でクライミングをするための基礎技術(だけど最も重要!)を覚えてもらいました。
まずは支点をきちんと構築します。全てのビレイの拠り所になる重要なものです。
2つ以上のボルトやしっかりしたハーケン、木を使い、流動分散を作ります。
加重がかかる方向を見定めて、オーバーハンドノットで固めます。
万が一リードが事故に遭遇した場合に備えてセルフレスキューも覚えてもらいます。
ミュールノットの仮固定から支点にテンションを移す方法。
身体で覚えるには反復練習が重要ですね。
スタカットクライミングの練習です。

午後は冬季クライミングのためアイゼンでの岩登りを練習しました。
クライミングシューズとの大きな違いはスメアリングが効かないこと。
アイゼンの前爪がかかるスタンスを見定めて、乗せたら踵を動かさないのがコツですね。
踵を動かすとアイゼンが外れてしまいます。