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2/2-3 ジョウゴ沢・裏同心ルンゼ マルチピッチアイスクライミング

ジョウゴ沢と裏同心ルンゼに行ってきました。

初日はジョウゴ沢でマルチピッチアイスの練習と疑似リードの練習。日曜日は裏同心ルンゼを完登してきました。

 

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、空、屋外、自然

美濃戸口入山し、柳沢北沢を登ります。今年は雪が少なかったですがだいぶ積もりました。
先週末とは打って変わって暖かいです。立春を前に光が春めいてます。

 

画像に含まれている可能性があるもの:雪、木、屋外、自然

先週の降雪でジョウゴ沢F1はだいぶ埋まってました。でも登れます。

 

画像に含まれている可能性があるもの:空、雪、屋外、自然

F2は立派ですが氷は薄い感じでした。今日はここでマルチの練習と疑似リードの練習です。

 

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まずはマルチの練習。終了点から懸垂下降です。しっかりバックアップを取って下降します。
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そして疑似リードの練習。Sさん二回目なのでだいぶ上手です。

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貸切のF2でひとしきり練習し、最後はF1へ。Sさんご希望どおり初リード成功でした。
バックは八ヶ岳ブルーですね。
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今日は赤岳鉱泉はフェスで満室なので行者小屋泊でした。人も多くなくゆったりとしていて快適でした。
廣川さん、松原さん一行とご一緒でした。

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日曜日は裏同心ルンゼへ。だいぶ埋まってましたが、何とか登れました。

 

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F5はそれなりに大きく発達してましたが、この日は気温が高く水が滴ってました。左のラインはそれなりの斜度でした。

 

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F5の上はラッセルの様相だったので懸垂下降で出合まで降りました。
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アイスキャンディーフェスティバルでは花谷さん、猪熊さん、関崎さん、千島先生などなど色々な方にお会いしました。
マムートブースでは熊田さんにご挨拶。記念撮影しましたがバラクラバで誰だかわからないですね。

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アイスキャンディーをバックにSさん。

また登りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1/26-27 冬山技術講習会+天狗岳ピークハント

先週末は好日山荘の登山教室の講師・ガイドで、冬山技術講習会と天狗岳に登頂してきました。

強い寒気と冬型で気温が低く風も強かったですが、5名無事登頂しました。

今回は新型あずさで茅野へ。中はとてもゴージャスでしたが、朝メシを食ったあとは爆睡でした。

 

アトラストレックのSガイドに茅野駅まで迎えに来てもらい、集合場所の渋の湯へ。

武田信玄の隠し湯といわれている良い温泉です。硫黄のにおい見送られて山に入ります。

 

黒百合ヒュッテに向けて北八ヶ岳の美しい森の中をあるきます。まずはアイゼンなしで雪上を歩く練習。皆さん上手でした。八方台との分岐で大休止し、雪を観察しながら講習を行いました。ここでアイゼンを付けます。

 

黒百合ヒュッテに着いたら、目の前の斜面を上がって雪上訓練を行いました。

 

アイゼンでの斜面の登下降、ダイアゴナル登高などを練習。耐風姿勢や滑落停止の練習もしました。耐風姿勢は翌日役立ちました!

 

夜は黒百合ヒュッテでショパンの雨だれ前奏曲を弾きました。ガイドの大先輩のSさんの名司会で小屋中注目となりちょっと緊張しましたが、音楽に所縁の小屋でピアノが弾けてハッピーでした。ご主人の米川さんに感謝です。

 

 

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日曜日は天狗岳を目指します。まだ寒気と強い冬型が残っているので気温が低く風が強いです。

 

中山峠の森には朝日が差し込んでいました。まだ樹林帯なので風はさほどではありません。

 

森林限界を超えると一気に視界が開けます。抜けるような冬晴れですが、風がとても強く、天狗岳の稜線は雪煙が上がっています。凍傷に注意しながら登ります。

 

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強い風で太陽もかすみます。幻想的な日の出です。

 

標高が上がるにつれて烈風となってきました。ゴーグルをして、バラクラバでしっかり肌の露出を無くします。

 

岩稜帯を抜けると頂上はすぐそこです。

 

烈風にあおられそうになりながら、とうとう頂上に着きました!風がとても強く、記念撮影をしてすぐに下山です。

 

風は強いですが空気は澄んで絶景です。遠く、槍・穂高連峰も見えました。

 

登頂後は皆さん洋々と下山です。樹林帯まで下ると風が一気に弱まり、身体も緩みます。ホッとするひと時。

黒百合ヒュッテまで降りて途中下山のメンバーと合流。ゆっくり昼食をとり、渋の湯へ下山し、温泉に浸かって冷え切った身体を温めました。

皆さん、頑張りました!

お疲れ様でした。

 

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帰りは茅野でヤマテンの猪熊さんと会って重要会議でした。八ヶ岳がきれいでした。

 

次の好日山荘シリーズは2月末の硫黄岳の予定です。

 

 

 

1/11-12 夏沢鉱泉アイスクライミング講習会+硫黄岳ピークハント

二週連続で夏沢鉱泉のアイスクライミング講習会でした。

初日はアイスギャラリーでアイスクライミングです。小屋に荷物を置いて、アプローチ15分で氷瀑に着きます。

画像に含まれている可能性があるもの:木、空、雪、屋外、自然

今回はアイスギャラリーG3で講習会です。

 

写真の説明はありません。

まずはアイススクリューを氷瀑に打ち、支点構築を復習します。

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)、屋外、自然

手前の緩い氷瀑F1にトップロープを張ります。メインロープの結束の仕方はきちんと覚えますしょう。

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)、屋外、自然

緩い氷瀑で練習です。冬山初めて、アイスクライミングも初めてのKさん、なかなか上手です。

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、空、木、屋外、自然アイスクライミング4回目のSさんは余裕ですね。

 

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ひとしきり練習してからF2へ。まずはトップロープを張ります。

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、屋外、自然Kさんは今日初めてアイゼンをはいたとは思えないセンスでびっくりでした。

 

Sさんは疑似リードの練習。腰でアイススクリューをねじ込みます。すぐに上達しましたね。

 

画像に含まれている可能性があるもの:空、山、屋外、自然

今日は硫黄岳の山頂を目指します。朝、夏沢鉱泉の前からは北アルプス、槍ヶ岳、穂高連峰が望めます。

 

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夏沢峠では雪に関する講習会。雪の結晶を観察しました。するとちょうど稜線から朝日が。ダイヤモンド硫黄岳に出くわしました。
夏沢峠から硫黄岳へ。朝日がどんどん上がってきます。
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風はさほど強くなく、絶景のなか高度を稼ぎます。
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硫黄岳、無事登頂。帰りは滑落停止も練習しました。
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下山後は夏沢鉱泉で汗を流し、小淵沢IC近くのほうとうで締めました。
天気に恵まれ、アイスも雪山登山も大いに楽しめました。
お疲れさまでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1/5-6 夏沢鉱泉アイスクライミング講習会+雪山入門講習会

所属している山岳会でクライミング技術とアイスクライミングの講習会をしてきました。

 

場所は夏沢鉱泉。通年営業の山小屋で、冬でも温泉に入れて快適です。完全予約制で人を詰め込まないので布団もフカフカでスペースも広く、夕食は獅子鍋という快適極まりない山小屋です。

 

画像に含まれている可能性があるもの:屋外、自然

初日は夏沢鉱泉アイスギャラリーG4に行きました。まずはF1大滝下の小さな氷瀑でクライミング技術の講習会です。支点の構築方法などをしっかり覚えます。

 

画像に含まれている可能性があるもの:木、屋外、自然

アイスクライミング入門講習。まずは小さな氷瀑で練習です。クライムダウンの練習もして、アックスの降り方とアイゼンワークを覚えます。

 

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別チームはG4のF1大滝でガンガン登ります。良く凍ってました。

 

画像に含まれている可能性があるもの:空、木、屋外、自然

トップロープで一本登りました。

 

夜は暖かい温泉に入り、獅子鍋で乾杯です。就寝スペースも広く、布団もフカフカで快適です。夏沢鉱泉に感謝です。

 

翌日は雪山訓練を行いました。雪の知識、プロファイリング、アンカーの取り方、スタンディングアックスビレイ、コンティニュアス登攀などの技術の講習会を行いました。

 

いろいろなフィールドへのアクセス抜群の夏沢鉱泉のおかげて内容の濃い講習会となりました。

 

 

1/2-3 北八ヶ岳/稲子湯~中山/雪山入門

正月の初登りは寒気が入ることを踏まえ北八ヶ岳へ。

稲子湯からみどり池をとおり中山に登ってきました。雪はまだ少なめですが、みどり池から上はしっかり積もっていて良い雪山の練習となりました。

 

画像に含まれている可能性があるもの:空、雪、屋外、自然

みどり池からの稲子岳。寒気の影響で空はねずみ色です。

 

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中山峠手前はそれなりの急登りです。フラットフッティングを意識してアイゼンを効かせます。
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こんな鎖場も。滑落に気を付けて慎重に登ります。
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中山峠に出ると風か抜けます。天気図と地形図からこういった気象現象の変化も予測します。

中山峠からは北八ヶ岳の美しい森が続きます。
白銀のトンネルを抜けて「にゅう」との分岐へ。中山へはまっすぐに進みます。
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中山の頂上直下で展望が開けます。天狗岳方面は寒気の雲に覆われてます。
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再び樹林帯に入ると中山の頂上です。
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同ルートを下山します。雲が切れて、太陽が顔をのぞかせました。
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天狗岳の頂上はまだ雲に巻かれてますが、幻想的な光景が広がります。
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みどり池のしらびそ小屋まで戻ってくると、空は晴れ始めてました。
稲子湯へ下山。今日はここに泊まります。歴史と趣のある温泉宿で、豪華な食事で新年会です。

帰京の途上、JRの駅の中で最高所にある野辺山駅を見学して帰りました。

 

北八ヶ岳の森は本当に美しかったです。

12/23-24 甲斐駒ヶ岳/黒戸尾根

12月の三連休は甲斐駒ヶ岳の黄連谷左俣へアイスクライミングの予定でしたが、今年は暖冬傾向ということで結氷が甘く中止。気象予報士の猪熊さんの講演を聞きに、黒戸尾根の七丈小屋へ行ってきました。

 

竹宇駒ヶ岳神社から入山です。

今年は本当に雪がなく、神社周辺も尾白川にも雪は全くありませんでした。気温も暖かいです。

 

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黒戸尾根下部はこんな感じ。秋みたいでした。でも鬱蒼とした森がきれいです。

 

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下部の難所、刃渡りにも雪はありませんでした。でもところどころシャーベット状に雪が残っているので慎重に通過します。

 

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黒戸山の手前、刀利天狗のお社で山の神に手を合わせます。ようやく雪が出てきました。

 

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五丈はテント村になってました。黄連谷を登ったパーティーに聞くと、右俣の下部は結氷していたとのこと、でも上部の氷は薄く、ガレ歩きも多かったそうです。

昔はここに小屋がありましたね。

 

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五丈から七丈までは難所が続きます。急な梯子をいくつも越えるので、アイゼンでは細心の注意が必要です。こんな梯子も出てきますね。昔は右側の鎖のところにルートがありました。

 

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七丈小屋周辺はそれなりに雪が積もってました。ようやく冬山の様相です。

 

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小屋に入ると昨日からとまっている猪熊さんが出迎えてくれました。早速酒盛り開始。

中央大学山岳部の若きクライマーも立ち寄ってくれました。

 

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夕飯は美味しいカレーおかわりし放題で、さらにデザートでシュトーレンを出してくれました。クリスマス気分が高まりますね。これは若きご主人であるピオレドールクライマーの花谷さんのご実家で作られたものだそです。旨かった。

 

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夜は猪熊さんの講演です。プロジェクターの準備をする花谷サンタと猪熊サンタです。

 

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翌日は冬型の気圧配置。寒気も入って風も強く、ようやく冬本番という感じになりました。

黒戸尾根を下っていくと雲が切れて、冬の澄んだ空に太陽が輝いてました。

 

今年は冬が遅かったけど、12月末になってようやく冬本番となってきました。

 

 

 

 

 

12/9 八ヶ岳/赤岳ピークハント

前日、バリエーションルートの裏同心ルンゼを完登、頑張ったということで、また天気もイマイチなので赤岳ピークハントをしてきました。

朝から雪がパラついて風もやや強かったです。気温も低め。

今年はなかなか寒くならなかったですが、ようやく冬到来という感じ。

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昨日からの降雪で木々は雪化粧です。

 

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でも積雪は1cmくらいです。

 

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中途半端な雪で上部の岩稜は歩きにくいです。

 

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赤岳頂上は風が強かったです。雪は少ないけど、岩は凍り付いてますね。

 

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行者小屋まで降りてきました。12月に入ってこの状態。今年は異常に雪が少ないです。

 

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南沢を下山します。台風の影響で荒れてました。大水の破壊力を感じます。でも今は通行に問題ないです。新しい橋もかかってました。復旧のお仕事をしていただいた方々に深く感謝です。

 

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南沢の途中でこんな氷が!登れるのかな?

 

今年は冬がなかなか来ませんでしたが、ようやく冬の足音を感じた山行でした。

 

 

 

12/8 八ヶ岳/横岳西壁/裏同心ルンゼ

八ヶ岳の裏同心ルンゼに行ってきました。
裏同心ルンゼはさほど陽があたらず風通るので、アイスクライミングエリアが豊富な八ヶ岳にあっても一番最初に凍るエリアですが、10年前くらい前までは、11月最終週にはもう完全結氷していて十分登れましたが、最近は暖冬傾向で全体的に結氷が遅いようです。

今年は例年に増して冬の到来が遅いですが、雪はないものの、裏同心ルンゼはなんとか凍っていて登れました。

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美濃戸から入ります。美濃戸口から駐車場までの林道にも雪がなく、美濃戸山荘前も雪が全くありません。40年前から、変わらないたたずまいです。

 

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北沢の堰堤広場もこんな感じです。まるで晩秋のよう。

 

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赤岳鉱泉周辺まで雪がありませんでした。アイスキャンディーもまだまだです。

 

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ジョウゴ沢に行ってみましたが、F1はジャバジャバで登れませんでした。

 

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ジョウゴ沢F2もジャバジャバで全然登れませんでした。雪もありません。

 

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裏同心ルンゼに転進し、なんとか登れました。F1も薄いですが、繋げられます。

 

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F2に向かう回廊も雪が全くありません。アイゼンを岩に軋ませながら登ります。

 

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上部にいってもこんな感じです。雪がない。

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氷が薄いですが、傾斜は緩くスクリューも不要は程度なのでなんとか登れます。

 

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最後F5もこんな感じ。

氷は薄かったですが、なんとか完登できました。でも、大同心基部にはまったく雪がなく、大同心稜までガラガラの沢を詰めました。

先週は気温が下がり雪も降ったので、一気に氷も凍ったようですね。
氷遊びの季節はこれからです。

11/23-26 台湾/雪山

台湾第2の高峰の雪山(3,889m)に登ってきました。

11月末とはいえ緯度が低いので汗もかかず寒くもなく、天候にも恵まれベストコンディションの高所ハイクでした。

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午後の便だったので台北/松山空港についたのは16:30、出国を済ませてやや苦労してレンタカー屋のおじさんと合流し、レンタカーを借りて台北を出たのがもう18:00でした。渋滞の台北を抜け、高速で宜蘭へ。高速はゲートはないけどETC自動検知で有料でした。宜蘭から7号線で南下、途中から結構な細い山道を越え、武陵についたのは21:30でした。いや~長かった!武陵エリアの入口ゲートは24時間人が居て、雪霧国立公園の入場料を支払います。

途中、峠を越える町にファミマがあり、行動食や水を購入。ファミマは日本語そのままの商品もあり、日本との近さを感じます。

この日は武陵のホテルに泊まりました。22:30就寝。

 

雪山に登るには国立公園への入園許可証と、入山許可証の2つの許可証を取得する必要があります。今回は現地エージェントを使わなかったので、インターネットを使いすべて自分で日本から手配しました。ただし、最初に取得する入園許可証に現地連絡先が記入できない場合には、入山許可証は現地の警察に直接出向いて発行してもらう必要があります。早朝、公園内の警察署に立ち寄り、当直のおまわりさんに施錠を開けてもらい無事入山許可証をゲットしました(入山には二種類の許可証それぞれ2部ずつ必要です)。

おまわりさんはとても親切でした。

 

車がないと林道を3時間程度歩かなければなりませんが、レンタカーなのでそのまま登山口へ。登山口には事務所があり、ここで2種類の許可証セット1部を渡します。

右は登山口脇の貯水池。朝日がきれいです。

 

なんだかんだ準備して8:00スタート。しばらく森道を登ります。登山道は鎌倉アルプスより整備されている感じ。さすが国立公園。

 

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一時間くらいでチカ山荘に到着です。七卡山荘と書くので、「シチカ」かと思いきや、現地の人は「チカ」と発音してました。

 

雪山東峰に近づくと開けてきますが、まだ森林限界に達してはいません。遠くに雪山本峰が見えます。

 

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チカ山荘から2時間ほどで雪山東峰(3,201m)に到着。開けていて展望が良いです。緯度が低いので、まだまだ植生豊かです。

 

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道標や植生、地形、地質の掲示もとてもよく整備されてます。このような看板が頻繁に出てきます。登山口から直線距離で100m毎に石柱も埋めてあります。

 

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369山荘に到着です。チカ山荘と同様予約が必要ですが、予約さえできれば無料で宿泊可能です。ただし、寝間以外はなにもありません。寝具と食糧は自分で持ち上げる必要があります。
ここに泊まって、翌日登頂して下山という計画がベストのようですが、満室で予約できなかったので今日中に頂上を目指します。

 

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山荘を出てしばらく開けた草原の斜面を登り、その後ピークを右から巻くように樹林帯を行きます。そして、森林限界を迎えると、雪山の頂上が見えます。

 

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カール地形でモレーンも確認できますが、緯度が低いので低木や草が豊富に見られます。

 

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カールの左側の斜面を乗越状の地形へ這い上がり、稜線に出ると一気に空が開けます。標高は3,800m近いですが、この日は風も穏やかで、長袖のシャツに薄い上着を一枚羽織るだけでちょうどでした。

 

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13:00過ぎに雪山の頂上に到着。快晴無風の中、すばらしい展望でした。

 

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3,886mの高峰ですが、とても穏やかです。頂上も良く整備されてます。

 

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頂上からの景色です。玉山(3,952m)と思しき高いピークも、南国らしく緑豊かな山嶺です。

 

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時間がないので急いでおります。登山道が整備されているのでペースを上げられます。雪山東峰付近で振り返ると、太陽が低くなってました。やはり11月末は陽が短いです。

 

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快調に下山して、今日宿泊予定のチカ山荘に到着したらまだ日が高く、結局武陵まで下山してしまいました。ゲートでもう一部の入園許可証と入山許可証を担当者に渡すとおめでとう!と受け取ってくれました。予定の短縮はなんら問題ないようです(あたりまえですね)。

車をピックアップして林道を下り、昨日と同じ武陵農園国民賓館へいくと、何とか1室空いてました。シャワーと暖かい中華料理の夕食とベッドを確保。ただ、この国はアルコールを飲みながら食事をするという習慣があまりないらしく、食堂ではビールにありつけませんでしたが、疲労も溜まっていたので疲れを抜くにはちょうど良かったです。バイキングの夕食も豊富で美味しかった。

 

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翌日は半日かけて武陵から台北へ来た道を車で戻りました。
せっかくなので午後は観光。まずは故宮博物館へ。所蔵品が見事でした。

 

宿に帰る途中で、松山空港近くの評判の店に立ち寄り、小籠包と台湾ビールで乾杯!台湾に来て初めての酒でした。

 

宿に戻り、夜は夜市の屋台で打ち上げ。ビールを探すのに苦労しましたが、メシはどれも安くて美味でした。

 

こんな屋台も。日本人がそのまま読むとぎょっとしますが、美味しかったそうです。私は手を出せませんでした。

台湾の山行はとてもよかったです。次回は沢登ですかね。

11/10 鎌倉アルプス

土曜日は久しぶりに鎌倉アルプスを行きました。

古都鎌倉を囲むようにそびえる里山で、ルートを選べば短く手ごろですが、道はそれなりの登山道なのでしっかりしたトレッキングシューズと装備がお勧めです。

今回は瑞泉寺の登山口から、最高峰大平山に登り、明月谷に降りて反対側の源氏山に登り返し、佐助稲荷に降りるルートをとりました。

鎌倉の古刹やおしゃれなカフェなども楽しめる、とても楽しいハイキングルートです。

秋空の古都を抜けて、でも鎌倉は暖かいので山の木々はまだ緑が深い感じです。

寄り道をして、下山後は秀逸イタリアン。

ところがそれで終わらず、地元友達と日付が変わるまで楽しく呑んだくれ、良い秋の夜長でした。

 

まずは登山口に向かいます。佐助トンネルを抜けて、小町通りを横切り若宮大路の二ノ鳥居の前を通り過ぎます。

 

わらび餅で有名なこすずさんの前をとおり、鎌倉彫の老舗までくると、

鶴岡八幡宮の門前に出ます。ちょうどご成婚のカップルが降り立つところで、皆拍手を送ってました。

 

春には桜がきれいな小径を抜けます。レトロなポストも鎌倉らしい。そして荏柄天神に出ます。学問の神様です。

 

岐れ道を山に向かっていくと、安くておいしいお気に入りの昼飯屋を過ぎて鎌倉宮へ。ここは護良親王を祀っているということで、菊の御紋が随所に見られます。この鳥居の前を右へ行きます。

 

さらに山に向かっていくと、永福寺跡に出ます。平等院を模した境内で、かつては鎌倉最大のお寺だったそうです。今はなく、近年公園として整備されました。この公園の脇をいくと、獅子舞登山口がありますが、今日は瑞泉寺へ向かいます。

 

道が細くなり、両側から谷が迫ってくると瑞泉寺の門に出ます。

 

ちょうど門の右手に登山口があります。天園ハイキングコースと名付けられてますが、鎌倉アルプスとも呼ばれてますね。いわゆる「ご当地アルプス」ですね。

 

本格的な山道となり、最初は急登が続きます。土の質が滑りやすいので雨上がりは注意が必要です。

 

鎌倉に「やぐら」と呼ばれる石窟がたくさんありますが、鎌倉アルプスにもちょくちょく出てきます。最大のものは覚園寺の裏手にある百八やぐらですね。当時の人が石のみで削り拓いたとのだから、もうその行為自体が修行ですね。

 

どんどん標高を上げていきます。秋の光は長くのどかですが、鎌倉は暖かく、木々の緑はまだ濃いですね。

 

途中貝吹地蔵様に手を合わせます。石碑は新しいですが、お地蔵様は長い歳月で顔が薄くなってますね。歴史を感じます。

 

時折、結構険しい箇所も出てくるので慎重に。分岐も無数にあります。獅子舞からの道と合流するとそろそろ天園です。獅子舞の道は沢沿いに登る清涼の道ですね。

 

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天園手前のお茶屋さん。春にはタケノコのホイル焼きが食べられます。これが絶品!

 

天園からは遠く鎌倉の海が望めます。この日は水蒸気が多く、もやがかかってました。大平山がこのコースの最高峰です。

 

大平山からの下りは結構な急坂でスリップしやすく慎重に。途中、ロープが張ってある岩場も出てきます。尾根の上には仏様が鎮座していたりして、このコースの歴史と意味を感じます。

 

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建長寺の上、半僧坊大権現の裏山「勝上けん」に付きました。鎌倉五山第1位の名刹建長寺の境内と、遠く鎌倉の町と海が見えます。今日はここを降りずに、明月谷に向かいます。

 

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軽くアップダウンを繰り返し、標高を下げると人家が見えて下山口です。

 

明月谷の「笛」という店で一休み。手絞りのオレンジジュースで水分補給です。ここは音楽の店で、店内にはバロックの楽器がいっぱいです。

 

あじさい寺として有名な明月院の前を通ります。あじさいのシーズンは激混みですが、実は四季を通じてお花がきれいです。

 

明月谷の反対側の谷に入ります。鎌倉五山4位の名刹浄智寺の脇をとおり、たからの庭の入り口をかすめてまた山道に入ります。

 

源氏山に抜ける登山道を行きます。扇ガ谷の谷を望みながら。石塔も出てきます。しばらく行くと葛原が丘神社に出ます。

 

源氏山から大仏方面の登山道に入り、佐助稲荷に降りて終了。佐助稲荷は鳥居が連なる外人さんに人気のスポットですね。

 

下山後は鎌倉の絶品イタリアンでした。これも鎌倉アルプスの楽しみの一つです。